寝てない自慢は危険!寿命に影響する睡眠不足

睡眠時間を削った経験を自慢する人は珍しくありません。特に若い世代は睡眠不足を自慢の種として扱いますし、自慢する気はなくとも若さに任せて徹夜をしてしまいがちです。しかし、実は睡眠不足は寿命に悪い影響を及ぼします。
睡眠は脳を休ませると同時に、その他の神経系や各器官の調節をする重要な行為です。睡眠不足になると、脳が休まらず集中力が低下し、思考力も鈍くなります。注意力が散漫になるため、思わぬ事故を招く恐れがあります。肉体面では交感神経が活発になるため、末梢血管が収縮したままになり、心拍数や血圧が上昇し高血圧になります。加えて、ホルモンの分泌にも影響を与え、食欲増進効果があるホルモン分泌が活発になるので肥満になりやすくなります。精神面でもストレスを溜めこみやすくなり、うつの原因になります。
さらに、睡眠不足は遺伝子のテロメアの短縮を招くという研究結果があります。テロメアは細胞分裂するたびに短くなっていくもので、それが尽きると細胞分裂ができなくなるため、その長さがそのまま寿命を表します。睡眠時間を削ることは、そのまま自分の寿命を削ることにつながるのです。